使用荷重とサイズのバランスから考えるシャックルの選び方とは
種類が多くてよくわからないと言われるシャックルですが、その種類ごとにサイズで比較するとそれぞれの特徴が見えてきます。
今回はコンドーテックの主力のシャックルを、使用荷重とサイズの関係から選ぶ方法をご紹介します。
サイズの違いを比較
シャックルを選ぶ際は連結するスリングや取り付ける対象物の大きさによって種類を選択する必要がある為、各種シャックルの特徴とサイズを捉える事が求められます。
例えば『使用荷重が8Tのシャックル』が必要だった場合、どの様にしてシャックルを選べばいいのでしょうか?
上の図は全て『使用荷重=約8T』のシャックルです。これを見ると同じ使用荷重でも種類によって大きさと質量が異なることがわかります。
この大きさと質量が使用用途に対して適正で、使い勝手が良いシャックルを選ぶようにしましょう。
また、安全性を考慮した形状の選定も忘れないようにしましょう。
シャックルの種類が多岐化した歴史は日本の製造業・建設業界の発展の歴史に直結しています。
日本の製造業の発展が進むにつれ、現場では大きな使用荷重の吊り具が求められるようになりました。
そこで強度を上げ、軽量化したシャックルが必要となり多様なシャックルが開発されてきたのです。
この大きさの違いをわかりやすく示した分布表が下の図です。
シャックル各種それぞれのサイズ感がお分かりいただけたかと思います。
玉掛け作業や連結に最適なシャックルを選択する際は、組み込むスリングや取り付ける鋼材の寸法を確認した上でバランスのいいシャックルを選びましょう。
主力シャックルの特徴
ねじシャックル
JIS規格シャックル
軽量シャックル
超強力シャックル
強力長シャックル
まとめ
いかがだったでしょうか。
一見同じように見えるシャックルでも種類ごとに様々な特徴があることを分かっていただけたかと思います。
使用荷重を厳守するのはもちろんのこと、その上でご使用になる現場に最も適したシャックルをお選びください。
その他、お問合せも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください!
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